月経カップの危険性・衛生面に関するウソ・ホント

膣内に経血を貯めているわけではない

当たり前かもしれませんが、月経カップはカップの中に経血を貯めていて、身体の中に留めているわけではありません。

また、もしカップから経血が溢れたとしても、空気口からこぼれるようになっています。

経血は逆流するの?

経血の逆流は子宮内膜症との関係性があります。

結論を言うと、

「今のところ月経カップと子宮内膜症の関係性は証明されていない」

となっています(むしろ否定の支持が多い)。

また、経血の逆流はどんな生理用品を使おうが、90%の女性が意識せずに体験している現象とのこと。

月経カップは不衛生?

月経カップは、タンポンや紙ナプキンのような繊維素材よりずっと衛生的です。

月経カップに使われているシリコンは、体内でも分解・酸化されにくく、非アレルギー性で抗菌性が非常に高い素材です。

シリコンは医療機器の材料として使われていたり、体内に埋め込まれることもあります。身近なもので例えると、コンタクトレンズ、哺乳瓶の吸い口など。

衛生的に管理するに越したことはありませんが、そもそも指の方が明らかに多くの細菌がついています。

月経カップとTSSの関係

月経カップが生まれた1930年代から現在まで、月経カップによるTSS(トキシック・ショック・シンドローム)が報告されたことはありません。

と、ネットで見たのですがそれは間違いで、2015年に月経カップの使用による初のTSSショックが確認されていました。

Toxic shock syndrome is also related to menstrual cups

TSS(トキシックショック症候群)を発症すると最悪の場合、体の一部切断、さらに命を落とす危険もあります。

元々発症が稀な病気ということもあり、月経カップとTSSのリスクを証明するのはまだ先の話になりそう。

とはいえ、タンポンと違って必要以上の血液や分泌物を吸収することはありません

タンポンのTSSショックによる死亡は毎年数件報告されています。